2023年本屋大賞受賞作「汝、星のごとく」

本レビュー

はい!奥ふぃーるどです!!

私基本的にビジネス本や自己啓発本ばかり読むので、小説は読まないのですが、

色々な作品を読みたいと思い、2023年から小説をちょこちょこ読んでおります。

そんな中で、今回おすすめさせていただきますのは、

「汝、星のごとく」

になります。

まずはあらすじなどなどを。

「汝、星のごとく」凪良ゆう さん (講談社)

瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。 ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。 生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。 ーーまともな人間なんてものは幻想だ。

いやぁ、恋愛小説ですよ!

普段恋愛小説、恋愛映画、恋愛番組など観ないのですが

読みました!先に感想を申し上げますと、

「すごくよかった。」読んでいくにつれて、疾走感というか物語の展開が早くなり、

読んでいて楽しかった。最初にプロローグがあるんですけど、プロローグを読んだら、

気になりすぎて、エピローグまで行っちゃいます。とりあえずプロローグだけでも読んでほしい。

プロローグで心掴まれました。結構衝撃的な文章です。

現代の社会、親の事情に振り回される子供、色々な価値観、主人公たちの想い・葛藤。

人の想いを掘り下げ、読者に訴えかけているような悲壮感、

色々な幸せの形があるのだと教えてくれるそんな素敵な恋愛小説。

そして、私が思うもう1つの魅力。

それは小説に出てくる素敵な言葉の数々。

名言がすごい。随所に心に響くフレーズや名言が出てきます。

わたしにとって、愛は優しい形をしていない。どうか元気でいて、幸せでいて、わたし以外を愛さないで、わたしを忘れないで。愛と呪いと祈りは似ている。

『汝、星のごとく』凪良ゆう(講談社)P.269

この名言は本質を突いていると思いました。

これだけじゃ無いんです。たくさんあるんです。すごく素敵なんです。

言葉が、表現が綺麗なんです。美しいんです。なんかスッとします。

凪良ゆうさんの本を読んだのは初めてだったのですが、この作品をきっかけに

他にも読みたいと思っております。いつか映画化されるんだろうなぁと個人的には思っております。

なんか目に浮かぶ。映画になっているのが( ・∇・)

はい!ということで、

本屋大賞に選ばれております「汝、星のごとく」

凄まじい言葉選びのセンスの塊と秀逸なストーリー

多分皆様も泣きます。私やばかったです。

皆様もご興味のある方は、ぜひ!読んでみてはいかがでしょうか!

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<strong>奥ふぃーるど</strong>
奥ふぃーるど

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

次回は、漫画かな。